目指せ1000冊 特別編

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    7月18日(水)




    「ソロモンの偽証」がいよいよヤマ場

    最終章である法廷の下巻

    文庫本でいう第6巻目に突入し

    クライマックスに向けて

    ページをめくる手も

    ハラハラドキドキ



    ですが、


    ここへきて横槍が。

    「フェッセンデンの宇宙」エドモンド・ハミルトン


    以前から探していた本で

    先日、古本屋で

    200円という信じられない値段で

    売られているのを発見。

    しかも

    生誕100周年記念の特別カバーで。



    すぐさま購入し、

    ソロモンを中断して

    読み始め

    そのまま一晩で読み切りました。



    自分の実験室の中に

    何十億分の1のスケールながら

    一つの宇宙を作り出した科学者フェッセンデン

    超ミニチュアながら

    超高倍率の顕微鏡で覗けば


    星の誕生から

    生物の出現と繁栄

    知的生命体の誕生

    文明の発展などが

    ものすごいスピードで展開されているのが観察できる



    やがてフェッセンデンは

    観察と称して

    自らが作り出した宇宙に対して

    介入していくのですが、


    文明の発達した惑星どうしを近づけて争いを誘発したり

    太陽の軌道をわざと変えて

    意図的に過酷な環境を作り上げて

    そこで戦々恐々とする住人たちを見て楽しんだりと

    だんだんと常軌を逸してくる



    やがて

    いくつもの惑星と

    そこに住む数えきれない生物を絶滅に追いやった挙句


    最後は彼を心配して訪ねてきた仲間の科学者に見つかり…




    以前読んだ山本弘の

    「神は沈黙せず」は

    この宇宙は神のシミュレーションではないかというのがテーマで

    神は宇宙的スケールでシミュレーションしているのであって


    地球にとっての微生物もしくは寄生虫に過ぎない人間の事なんて

    神が気にする訳もなく

    よって神と人間とは

    分かり合える関係ではなく

    そこに住む個々の要望など

    知る由もない



    「神は沈黙せず」は500ページと言う大作

    壮大なスケールで感動を呼びましたが

    「フェッセンデンの宇宙」は僅か20ページ足らずで

    一気に読ませて愕然とさせる。



    その他の短編も

    どれも素晴らしい。



    ある日

    夜空を見上げたら

    誰か覗いてたりしてね。





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      • 2018.12.10 Monday
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      • 01:35
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